朝日

朝日は素晴らしい。

たっぷり寝た後の朝日は格別だが寝る前のそれでもやはりいい。

今朝はまたいい色で家の前で写真を撮ってしまった。

この同じ空に感動している人が他にもいると思うと僕は胸が震えてしまう。

みんな、もっと空を気にしよう。

いい空だったな。

ワスレルナ

デカマリが京都から帰ってきた。

相変わらずその場を華やかにする素晴らしい女だ。

僕は去年の秋を思い出した。

毎日酔っぱらい、朝まで楽しいいたずらばかりしていたが、イヤなことも連発していた。

しかし、思い出すのは金木犀の匂い、高い青空、黄色い街路樹、加湿器の音などばかりで、懐かしい事が一つも無い。

多分、まだ昇華しきっていないのだろう。

一人で山に行ってこよう。

まだまだだな。

頼みの綱

お客さんに聞かれた。
「行き詰まった時、誰にたすけてもらうの？」

「やま。」

誰かに甘えたくなる時もたまにあるが大抵山にテントを張ればどうにかなる。

屈折した意地っ張りに見えるらしい。

別にいいや。

もっともっと突っ張ってみんなに面倒くさがられてやる。

フリカエルナ

この仕事をしていると毎日これでもかと言うほどいろんなことが起こる。

楽しいこと、腹立たしいこと、嬉しいこと、悲しいこと。
その全てが思い出として蓄積されていく。

数日前のことを懐かしく思い出したりしてしまう。

人を殴る時の音、いらいらした空気、あの子のくちびる。

全部 通り過ぎた過去の出来事。

少し寂しいがきっと成長の証しなのだろうな。

今日は何が起こるんだろう、石川屋はやっぱりおもしろいな。

夜はたのしい

夜中の石川屋、いきなり始まる祭りがある。

裸祭り、腕相撲大会。

今夜は自称素人最強インパクトおがた参戦の腕相撲だ。

たかし、ひでき、僕はあっけなく倒されいやがるよこちんを引きずり出す。

この男がやってくれた。

自称素人最強の男を黄金の左手でぶったおしてくれた。

よかった。

次の夜。

まるやおおきとスタジオに入った。

準備不足の僕は通して弾くことが出来なかったのだが、久しぶりのアンプの音に盛り上がってしまった。

おおきのファンキーなドラムに僕はむちゃくちゃなコードをのせ２人で暴れる。

いいセッションだった。

夜はたのしい、また明日が楽しみだ。