新しい道

友だちがいう。

「結婚しようと思う。」

仲間は続々と独立し、夜の仕事から今までしたことのない昼の仕事に移るやつもいて、みんな新しい道を見つけている。

日々悩み、何かを求め、成長する毎日を送った結果が出始めているのだろう。

いいぞ。

ばかみたいに毎日酔っ払っているようでその実、頑張っていたのだろう。

みんな、昼飯は僕が食わしてやるからな。

ひととき

目の前には多摩川が滔々と流れ、秋の夕陽が乱反射している。

穂を出したすすきが金色に輝き僕は感傷的になる。

仕事前の大事なひととき。

カメラを持ってどこか遠くに行ってしまいたいな。

新品

遠藤ミサイルのたじの結婚パーティーがある。

なかなか思い通りに計画が進まないらしく、みんないらつき気味だ。

とりあえずパーティーを成功させそこで気持ちを入れ替えるしかないのだろう。

まっちゃんはやっと出来たピカピカの店で嬉しそうだった。

壁をぶち破り、新品になるのだ。

前に進むのだ。

前のめりで行け。

オープン

まっちゃんがバーを始める。

自分の店を持つと市役所をやめ、一年以上たちそろそろみんなが忘れかけた頃、やっとオープンする。

来週の水曜日、２２日開店だ。

‘Ｂａｒ Ｇｏａｔ’

だと。

がんばれまつかわ。

大笑いしに行こう。

キラワレモノ

みぃと僕はすぐ嫌われる。

その人を好きになればなるほど簡単に嫌われる。

だからたまに飲み過ぎてしまう。

もはやどうしていいのかさっぱり見当もつかないから飲み過ぎてしまう。

酔っ払ったところでどうにもならんことはわかっているのに。

そうしてバランスをとっているのだろう。

しかたない。

僕はどこか遠くに行ってこようか。