ハンドメイドルアー専門店
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
つむと、ダイちゃんと、本栖湖に行ってきた。
朝4時に福生を出て、まだ暗いうちに現場につき、明るくなるのを待つ。
足元が見え始めたところで、湖畔に立つ。
まだ水面は見えないが、魚の気配は濃い。
僕は、新作のシンキングペンシルを結び、浅いところを引く。
反応はない。
溶岩帯に移動し、ルアーを投げまくる。
時折目の前でモジリが立ち、ルアーを投げ倒す。
日の出寸前に風向きが変わり、魚の気配がより強くなる。
僕はルアーを投げる手をとめることができなくなる。
グリップを握る手は力をなくし、背中はこわばっているのだが、ルアーを投げ続けてしまう。
水面を、少し下を、カウントダウンし底の方を、あれを投げ、これを試し、ルアーを投げ続ける。
完全に日が昇り、風が止まった。
目の前を大きな虹鱒が悠々と泳いでゆく。
僕は竿を足元に置き、タバコに火をつける。
今日は釣れる気がしたんだけどなぁ。