ハンドメイドルアー専門店
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奥多摩に行ってきた。
なつかしいところを数箇所まわってきた。
餌釣りのころに散々通い、ポイントは手にとるように分かる。
しかし、このところの川床の上昇で、見違えるところも多くなっている。
必ず魚の付く落ち込み。
でかい岩魚を釣った淵。
虹鱒に飛ばれた瀬。
小さなヤマメを殺した石。
今日は風が強く、落ち葉が多い。
ハリにかかる枯葉を取りながら色々思い出す。
何箇所か釣り、新作ルアーの調子を確認し、小さな支流に入る。
今日は、ここでおしまい。
ここでルアーを投げるのは3年ぶりになる。
高巻いていた大きな淵が無くなり、ほぼ川通しで歩いていけてしまう。
小さな魚がルアーを追い、たまに真っ黒い奴が顔を出す。
少しだけ残った深いところには、冬を越えた奴らがいる。
ある落ち込み、ここはいそうだ。
一投目。
反応なし。
筋を変えて二投目。
ついてきた。
足元まで追っかけてきたが、僕に気づかず帰った。
少し間をおき三投目。
ハリにかかる。
水中で銀色がひらめき、竿が震える。
ゆっくり寄せ、手網に入れる。
ヒレの復活した年越しのニジマス。
真っ黒い影が水から出たとたん、虹色の宝石に変わった。
きれいだ。
風はやみ、ふきのとうの並ぶ林道を歩いて帰る。
でかい魚もいいけど、僕は小さくても綺麗なほうがいいな。
(開発中の渓流用クランク。
もう少しだ。)
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